2013年3月21日木曜日

理不尽なreviewerへの返し方

最近、ある雑誌に投稿してた論文のreviewerコメントが返ってきた。
Major revision required となっていたので、恐る恐るメールの内容を読んでいくと、レフリー(reviewer)3人のうち、最初の二人は小さい修正などがあるが、概ね掲載可の判定であった。それはとてもラッキーなことではあるが、問題は3人目のレフリーで、論文の内容を全否定に近い形で批判しながら言いがかりにしか見えない不満?(反論でしか返せないような話)を長々と書き連ねており、それは、それは、私の数少ない微々たる論文投稿の経験ながらも、初めて見る酷さであった。「こんなレフリーは嫌だ」の項目を列挙したら全部当てはまるぐらい酷い。共著者のS先生も、「これは失礼な書き方だな」とか、「言ってることがおかしい」と言ってくださったのでまぁ本当におかしなレフリーに当たってしまったのだろう。

さて、このようなときどうしようかなとグーグル先生に問い合わせてみたら、とても役に立つ情報を手に入れることができた。それがこれである。


How to reply to peer review comments when submitting papers for publication
HC Williams PhD
How to reply to peer review comments when - Nottingham ePrints

さっそくPDFを読んでみたが、すごくためになる内容だったので、このブログで紹介したいと思う。ご興味のある方はダウンロードしてぜひ一読してみてください。

どうやら、レフリーへの上手い返し方には、三つの黄金ルールがあるらしい。ここに要約すると、大体こういう感じである。

1.完璧に答えるべし
2.礼儀正しく答えるべし
3.論拠を持って答えるべし

まぁ、当たり前と言えば当たり前のルールではあるが、これら黄金ルールの説明を読んでいてすさんでいた心がかなり救われた。

1については、言うまではないが、レフリーは本当に何を言いたいのかをちゃんと把握した上で、整理されてないコメントの場合はちゃんと論点を整理して、箇条書きで一つ一つ丁寧に答えることが良いという。

2については、もしレフリーが否定的なことを言っても長々と書いてあったら、それはあなた(著者)にもっと良い論文を書いてもらいたいからでむしろ喜ばしいことだと説く。これで少し救われた。もし、レフリーがrejectしたかったなら、こんな無駄な時間を割いて長い文章を書くはずがないからだという。だから、一見同意できないコメントや質問に関しても、“we totally disagree~” や “the referee obviously does not know this field”.と言ってはならないという事らしい。上手い返し方についてのリストも最後の方に乗っていて本当に様様です。

3についても、うまい返し方の方法として、論拠、証拠、文献、他の先生のご意見などを引用して反論しろと書いてあった。また、真っ向から対立するレフリーがいたら、それはそれでチャンスとあったので、今の私の状況はチャンスのようである。

以上のように非常に有意義な返し方の勉強ができそうなのでじっくり考えていきたい。
ただ、最近やることが増えすぎて、時間的にきついかも知れない。













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