2012年12月16日日曜日

歴史は繰り返される

IPS細胞の山中教授のノーベル賞に湧く日本ではあまり知られていないが、今年のノーベル平和賞は、EUのファンロンパイ大統領が受賞した。先の二つの大戦を経てやっとヨーロッパの長い戦争歴史に終止符を打ち、平和の一致を目指すことがEUだというのであります。

さて、世界は、決してアジアをヨーロッパと同等の座につかせたくないのでしょうか。ここ東アジアは第二次大戦後、初めて本格的な対立の危機が始まったように見えます。中国では、反日勢力の習近平が、そして、日本では、今日たぶん、阿部政権が誕生するでしょう。民主党の変質に失望した国民が選んだのは、自民党という旧体制の復活であります。群衆心理としては不安定な社会情勢に保守派を選んで安心感を持ちたいという事でしょう。私自身は外国人なので遠目で傍観しておりますが、見事に保守政権の返り咲きです。

問題なのは、自民党の公約が、国防軍創設や憲法改正や消費税増税等、どう見てもこの先5年以内に戦争でもしたいかのような事ばかり。アジア圏の和合と繁栄は当分ないことが決まりつつあります。昔、高校生だったころ、学校の友達がよく、日本はアメリカの51番目の州だと言っておりましたが、やはりそんな感じですね。原発もアメリカの言いなりで継続がきまりそうです。

つまり、この先、EU、アメリカと肩を並べられる強い東アジア圏という図式は難しくなるでしょう。そのうち、ブラジル、インド、ロシアが世界を牛耳て、日本、韓国、中国は衰退すると思われます。漁夫の利というものです。アメリカの保護が無いとダメな日本と韓国、しかも互いにいがみ合っていてそれをアメリカと中国が利用する構図ですね。

さて、ここまで来たら、問題は韓国の大統領選挙です。一体誰が韓国大統領となるのか。李明博政権の反省から、もしかしたら、ムン氏が当選するかもしれません。そうなったら2004年以降の盧武鉉政権のときのことが繰り返されるのでしょうか。日本は更に右傾化し、韓国は更に左傾化していきます。そうなれば、韓国は北朝鮮よりになり、東アジアは見事に三つ巴の反目関係になるのです。完全な理想ではないが、朴クネ氏(朴正煕大統領の娘)が初の女性大統領になってもらった方が、少なくとも日本とは最低限悪い関係にはならなさそうなので少しは未来があるような気がします。

それでも、ベストではないでしょう。韓国と日本ともに、アメリカ傘下の軍事力に守ってもらう(この場合、敵は中国と北朝鮮)ことになるので、痛みは比較的少ないけど、結局、儲かるのはアメリカ様になるのでしょうか。マッチポンプの賭博で胴元が儲かる仕組みと同じかと考えられます。

大げさな考えかもしれませんが、もう平和な時代は終わっているような気がします。この先、大きな戦争だけは絶対にごめんです。

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